top of page

お知らせ

2024年3月30日

「デンマークの教育・福祉・産業を探る」デンマークを視察しました

創発デザインコース、ヒューマンサービスイノベーションコースの教育プログラムの構築のため、デンマークの先進地視察を行いました。


デンマークは、世界で最もクリエイティブな国と評され、デザイン、イノベーションの先駆的発信地であり、一般的なビジネススクールとは一線を画すような学びを展開するなど、クリエイティビティを軸にしています。教育機関と連携しながらロボットを介護・医療現場に積極的に導入するなど、産業連携の取り組みも行っています。


【ものづくり及びデザインの在り方】

デンマークを筆頭とした北欧の国民の高い幸福度は、生産性の高さに支えられています。その生産性の高さを支えているのは、新しい技術の社会実装を積極的に進める姿勢にあり、そこではデザインの果たす役割がとても大きいです。優れた科学技術やシステムが登場しても、それがむき出しのままでは社会は受け入れがたく、そこには優れたインターフェース、コミュニケーション、外観など(これらを総称してデザインと表現)が必要になってきます。デンマークはこの「技術-人-社会」の接点にあるデザインを重要視しています。

本事業のSARC教育プログラムでは、専門性だけでなく、社会との接点をどのように築くのかについての教育が必要であり、自分を相対化する力、あらゆる境界のデザイン力などが重要だと考えます。今回の海外視察では最先端技術と社会との接続、それに関する大学教育の在り方、地域特有の教育ニーズへの対応策など、多岐にわたる貴重な学びを得ることができました。



bottom of page